現在、日本人の食生活の偏りが目立ち始め、大腸の疾患が増加している傾向にあります。そのため大腸内視鏡検査の重要性が増しています。大腸を内視鏡で検査するためには、内視鏡を肛門から挿入します。他の内視鏡よりも長いスコープを使うため直腸から大腸の入り口に至るまで大腸全域を観察することが可能です。大腸は曲がっているので胃などに比べると挿入方法はすこし難しいですが、最近はスコープの改良によりスムーズに挿入することが出来るようになってきました。大腸内視鏡は鉗子口(かんしこう)を通じて様々な道具を使うことで、ポリープ切除などの処置をそのまま行うことができます。大腸の形にも個人差はありますが、その形に応じた痛みを極力抑える挿入法で丁寧に検査をいたします。
当院では提携している、近くの大腸内視鏡専門医にて検査を受けて頂くようにしています。